エロ侍が世界を行く

誕生日当日。

タイ語のクラスが終わって階段を下りてくると、

そこに現れたのは、、、


不敵な笑みを浮かべた


フェーン＠チェンマイ　Ｓ

　　　　



いやいや、これは夢だ！　　と思いたい、、、


マズい。　非常にマズい展開。　　　


ヒ『なんでここにいるって分かったの？』

Ｓ『何となくチェンマイに来ているような気がした、、、』

ヒ『あ～ぁ、せっかく黙って来て誕生日の日に驚かせようと思ってたのに、、、』
　(あくまでサプライズ演出の為だったと強調する)

Ｓ『前に泊まったアパートとかいろいろ回ってヒーローが泊まってないかチェックしたんだけど、、、』
　(いやいや、そこまでされると、、、半ストーカー行為www)

Ｓ『ケーキもSWENSEN'Sに頼んであるから、、、７時に出来る。』
　(チェンマイにいるか確かでないのにケーキを頼むという発想、、、さすがタイ人)




と、この間にまず今自分がいる状況をスーパーコンピューターの如くはじき出す。




目の前にはＳがいる。

アパートにはＭちゃんが帰りを待っている。

さらにアパートはここから歩いて１分！　すぐそこに見えている(爆)


危険極まりない状況。


Ｓに、今回はどこに泊まってるのかを聞かれる前にここから離れなければ、、、


『お腹が痛い！』と言ってトイレへ駆け込む。

すかさずＭちゃんに「今日帰り５時くらいになる」とＳＭＳを送信。

トイレから戻って、

『とりあえずセントランにでもいこう』と言い、バイクでセントランへ向かう。

バイクを停めに行く最中に『また、お腹痛くなった！』と言って一人トイレに走るヒーロー。

しばらくトイレで今後の展開を考える、、、


どこにいるのかと電話をしてくるＳ。


チャンスはここしかない！

セントランの裏口から逃走するヒーロー　


ＳにＳＭＳを送信。

「どこにいるの？　ちょっと用があるからまた７時にSWENSEN'Sの前で会おう」

どう考えても相手が不安になるような行動を取るヒーロー。



すぐにアパートに戻りＭちゃんと再開。


ここで一安心するわけにはいかず、

このままＭちゃんがアパートにいると、今晩にでもＳと顔合わせなんて展開にもなりうるのでどうにかしなければ、、、


これだ！


早速ネットでホリデイインの予約を入れる。

で、Ｍちゃんには、

『せっかくチェンマイに来てくれたんだから、今日はピン川の見えるホテル取ったよ、、、』

とかなんとか言って、アパートを脱出。


プライオリティークラブのポイントが結構あるのでポイントで無料宿泊。

普段は１泊１５０００ポイント必要なのが、今回はキャンペーン中なのかなんと５０００ポイントで宿泊出来た。


この後は７時にＳと合わなければ、、、


誕生日の夜の結末は、、、いかに

(つづく)


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